大雨時の防災の知識 おすすめの防災セット・防災グッズについて
2020年7月4日、熊本・鹿児島両県にて記録的な大雨が発生した。特に、熊本県の球磨川が氾濫したことで、八代市や人吉市や球磨村で、土砂崩れや冠水が発生。これにより、15人が心肺停止、行方不明も多数、死亡者も出ている。
今回は、大雨時の防災の知識と、大雨向けの防災セット・防災グッズについて紹介いたします。
大雨時の防災の知識
大雨時に絶対してはいけないこと
河川や用水路を見に行く
河川については、興味本位で見に行く方が多く、実際に流されてしまうということも少なくないようです。用水路については、農業をされている方が、田畑を心配し見に行く方が多いようです。どちらもとても危険な行為ですので、絶対しないようにしてください。
山や崖などの斜面に近づかない
土砂災害が発生した際には、逃げられないようなスピードで土砂が押し寄せてきます。濁った水が流れてきたり、ひび割れしていた利するような場所は、特に危険ですので、一刻も早く避難してください。
標高が低い場所へ移動しない
大雨時には、標高が低い地域に一気に雨が流れ込みます。移動中で、余裕があるならば標高が高い場所へ移動して下さい。すでに移動する余地が無い場合は、屋内の高いところへ避難してください。
NHKなどの正しい情報をもとに行動する
大雨警報・大雨特別警報が発生された場合、情報を正しく読み取り、行動することが大事です。逃げる場所・時間が十分にあるのであれば、定められた避難場所に避難するべきですが、すでに歩くことが困難なレベルで水が押し寄せている場合は、屋内の高いところに避難すべきです。TVやラジオの情報をしっかり確認し、いまするべき行動を読み取りましょう。
2次災害にもご注意を
大雨にも足られる被害は冠水だけではありません。地盤が緩むことでがけ崩れが起きたり、土石流が発生したり、地すべりが発生する場合があります。周りが山に囲まれている地域であれば、周りの状況にも注意し、異変を感じた場合は、周りにも声を掛け合って、避難することが重要です。それぞれの2次災害について、危険な兆候を挙げていきます。
がけ崩れ
- 崖に亀裂が入る
- 崖から水が噴き出す
- 崖から異様な音が聞こえる(2020年7月4日の大雨のインタビューで、バリバリバリバリっと音が聞こえたという話がありました)
地すべり
- 井戸の水が濁る
- 斜面から水が噴き出している
- 地面にひび割れが発生している
土石流
- 山鳴りが聞こえる
- 川の水が濁る
- 流木が流れてくる
大雨の災害に合わないように日頃から気を付けること
気象情報をチェックする
普段からニュースを見ている人でも、意識的に気象情報をチェックする習慣が無いと、災害の前兆としてとらえることができません。ですので、普段から大雨注意報・警報だけでもチェックし、発令された場合は、逃げられるよう荷物などを整理することが望ましいです。
ハザードマップをチェックする
ハザードマップは、自治体によっては、それぞれの家庭に配られているかと思います。もしくは、ホームページなどでも調べることができるはずです。自分が住んでいる場所の最寄りの避難場所と、どういったルートで逃げるべきか、頭の中に入れておくことが重要です。また、家族がいる場合は、必ず家族と情報共有をしてください。
大雨時におすすめの防災セット・防災グッズ
防災セットラピタ プレミアム ※楽天総合ランキング第1位獲得
※時期が時期のため、売り切れ注意商品です!
防災セットラピタ プレミアム 。これは、実家の両親にプレゼントした商品になります。色々なグッズが揃っているので、とても安心できます。リュックタイプですので、玄関に置いておくだけで、有事の際にはすぐに背負って避難することができます。防水性にも優れているので、大雨時に向いています。
こちらは、1人用=約20,000円,2人用=約30,000円の商品となります。
【リスト】ライト、ランタン、単三電池、レスキューシート、エアーマット、寝袋、ホイッスル、ポンチョ、簡易トイレ、体拭き、簡易救急セット、米、クッキー、水、ウォーターバッグ、軍手、レインコート、圧縮袋、耳栓、アイマスク、歯磨きティッシュ、お湯のいらないシャンプー ※内容は掲載時のものとなります
最後に大雨時の豆知識
- リュックで避難する際には、内側に大きなビニール袋で覆うことで、荷物が濡れません
- 1.5リットルのペットボトルがあれば、1人の浮き輪として使うことができます